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建築に関連する各業界のお話。(序)
2007 / 03 / 03 ( Sat )

こんにちは。
周囲ではインフルエンザが蔓延し始めました。
冬というのに暖かい日が続き、ここまで温かいと夏の心配までしてしまいますが、来週からは寒の戻りがあるそうで、体調の保持が中々難しいですね。
健康は全ての源ですから、皆さん風邪を引かない様に注意しましょう。

今年も早三月に入り、あちこちで新築やリフォームの現場が多く見られる様になりました。
相変わらず…、といっては語弊があるでしょうが、外からちょっと見ただけで『何やってんだ???』と言いたくもなる現場を見かけます。
私じゃなくても、普通に考えたってあれだけ世間を騒がした欠陥問題や手抜き、先日発表されたリフォーム詐欺被害額の更新を鑑みれば、誰かに見られているという感覚は起こりそうなもの…。
それが欠如しているのでは、元々向いていないというか、いずれ消えていくのでしょうが、やりっぱなしにされた客は大迷惑。

新築・リフォームに限らず、住まいというものは完成した後から本来の関係が始ります。
それが評判となり、安心の礎となるのです。
ただ工事をすればいい的な業者には、こんな話は理解できないでしょうね。

だって最悪、ここ(今の現場)には戻ってこないつもりですから。

「見られている」という感覚。
それは業者ばかりではなく、必然的に皆さんにも降りかかってきます。
そう、安心した生活が出来なくなるというリスクの負担です。
新築計画の場合、リフォームに比べて打合せする機会が多くありますし、考える時間も多めにあります。
また、建築士等の有資格者の問題がある程度クリアされます。

しかし、ことリフォームとなるとそうもいかない。。。

資格者がいるいない以前に、その会社がモグリの場合がある。
逆な書き方をしましたが、モグリの会社には建築士はいません。
名義貸しもできませんし、万一“いる”というのなら、建築士の免許を見ればすむ事。

念の為申し上げれば、公の機関でない以上、建築士の番号から個人を特定する事は難しく、建築士としての業を行なうなら建築士事務所の登録もいりますし、施工するなら建設業の登録も必要になります。 ( →ここ重要)

いつもと逆な言い方をしましたが、建築士から辿るという方法もある訳です。

リフォーム業については、まだ改善の具合が進んでいるとは言い難く、ブームに乗って様々な会社がありますが、即断せずにその会社の履歴ぐらいは確認して下さい。

余談ですが、先日私の自宅の近くで塗装工事をされている方がいました。
細かい事は省きますが、その業者は埼玉県から来てるんですよね。
旧知でもないのに、埼玉からワザワザペンキを塗りに来る…。
不思議ですね。
仕事振りからみて、パック業者の様です。(セット料金で勧誘する会社)
下地の処理も雑だし、何でも塗ってた。
ビックリしたのは、瓦まで塗っていた事。。。
それは雨樋と同じ色でした。

そういったこともあって、これから書いていきます。
今日はその序章です。



リフォーム業、不動産業、大手ハウスメーカー(以下、HM)、ローコスト系HM等々、解りやすくする為にカテゴリー分けして、それぞれの特徴や問題点などを書こうと思っています。
このブログに訪れて頂いて、具体的な情報や工事例を求めている方も多いと思いますが、今は建築業界に限らず淘汰の時代です。
その淘汰の時代に家づくりをしようとしている皆さんには、当然事前に知っておいて欲しい情報として齧っておくのも良いでしょう。
勝手に無くなる会社なんかはいい!と思うでしょうが、知ると知らないとでは後々随分と違うのでは?と思います。

ダメな所はダメ!!

そんなの有名無名は関係なく、大手零細も関係ありません。
そういった意味で、ご自分が購入や建築を考えて決断した時、案外何も知らなくて後悔する事がある訳です。
それでも興味のない方がいたとすれば、タイトルで判断して飛ばして下さい。
今までもそうですが、情報は生ものですし、タイミングは重要ですから、そのような観点から、このブログは一つのテーマを続けすぎる事の無いようにしていました。
反面こうなると、人によっては読みずらいかもしれませんが、ご容赦を…。


本当は功罪シリーズみたいにしてお話しようと思いました。
良い所、悪い所を明確にして、過去も含めた現状をお話する事で、各種の特徴を掴んで頂こうと思ったのです。
だから自分の所属するというか、経営しているのが工務店だから、最初に扱ったテーマがアレだった訳です。(笑;
(拙ブログ:地場工務店の功罪 参照)

ですが、ちょっと言葉遣いが過激な点と誤解やマイナスイメージのみが伝わるとマズイというか、全く本意ではないので変えました。
誤解が怖いということもあるかもしれません。
但しそれは、皆さんにとって有益か否かが最重要である以上、その為の拡大解釈や誤解という意味ですが…。

先般お話した事は、ある意味史実とでも言いましょうか、所謂変遷というものですが、先人達が皆さんユーザーに対して罪がある訳ではなく、唯々自分達の不遇な環境(不景気・大手他社の台頭)を恨めしく思うだけで、大概が何の方策も立てずに恨み言ばかり。。。

正に『こんなはずじゃなかった』と言うのが現実だったでしょう。

その躊躇いや迷いから、自分や他人の良さ悪さという、違う尺度からの観点について総括・考察しなかった、もしくは出来なかった方たちがプロである自身だからこその責任で蒙った“功罪”なのです。
結果、考察しないという事は、自分の足らない所に気付かないのですから、プロとしての研鑚は到底足りず、また厳しく言えばそれを通じたエンドユーザーへの安定した供給が滞ったという責任(いわば罪)ではないかと。
ユーザーは大概が初対面なんですから、それぞれにあるニーズを拾うにはそんな“眼”が元々必要な訳ですね。
建築のプロだからといって、自分の過ごしてきた環境、つまり価値観を押付けてばかりはいられないのですから。。。
ただ、昔は縁故や紹介が殆んどでしたから、その“仕事”で見てもらったんですね。
お客様も見極める目がありましたし。
でも今は、プロであろうが無かろうが、他者を顧みなければもはやサービス業ではありません。
但し今の話は、欠陥での評判を厭わず、無理な予算組みしているような業者は省きます。
あくまで、仕事に拘った、所謂生粋の職人、商売ベタで不遇を囲った大工達ののお話。

と言う事で、これからは各業種についての問題点とでも言いましょうか?
際どい話もしなければならないでしょう。でも皆さんのためになる話だと思っていますから、根気よく、ついてきてくださいね。(笑;


次回から、街の不動産業や大手デベロッパーのお話   

に続きます。
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コメント
--サービスは安心を得ること?--

お客様にとって、出来上がるまでが、期待と不安が常にあるのが、建築の楽しみでもあり、今では、コンピュータで、完成状態を事細かに、作ることもできます。素材であったり、空間を目線で捉えたり・・またそれが、細かな、サービスにつながるような時代になってきているような気もします。図面では、できないことは、目でイメージできることなのかも?
by: あかまる亭 * 2007/03/15 13:28 * URL [ 編集] | page top↑
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あかまる亭 さん
いつもありがとうございます。

近々、施工写真をUPします。
店舗も手がけたので、見てくださいね。

この回の続きは明日にでも更新しますので、またアドバイスを宜しくお願いします。
by: ハウスドクター * 2007/03/16 18:16 * URL [ 編集] | page top↑
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