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『正直な家』実況中継/木工事他
2006 / 03 / 02 ( Thu )
あっという間に2月は過ぎ、もう早3月。
昔の職人さんにとって、盆と正月は帰省して、田舎の家族と共にのんびり過ごす為、長く休みを取りました。
ですから、1月なんて実質半分も働いていません(笑;
2月といえばご存知の通り、一番短い…。
で、あっという間の3月なのですが、最近は“出稼ぎ”なんていうのもないし、ウチには親御さんから預かった“見習い大工”もいませんので、自社大工共々、年初からフルスロットルで驀進中です。

施工事例としてUPしている某現場は、今月末の引渡しです。
ブログでの更新は遅めですが、その分ゆっくりご紹介したいと思っています。
また新築に限らず、水廻りのリフォームや介護福祉の現場、ちょっとした工事等ランダムにご紹介していきます。
いつも、いつでもクオリティの高い施工例をご紹介しつつ、何が高品質なのか、何が違うのか…。
つまり…
インチキの無い物とはどんな物かを知ってください。

不届きな者は一部の者であると言う事と、皆さんが欠陥や手抜きの被害に遭わぬ様、参考にして頂きたいと思っています。

ご質問、ご要望があれば、その都度解説していきますが、いずれ各工事の細部に渡ったお話もしようと思っておりますので。

では、続きです。
最初はイロケのある物を…。
TOTOのユニットバスで『フローピア』です。
クライアントの希望で2方向に開口窓を設けました。


UB



最近のユニットバスは、各社多少の違いはありますが、入浴後何時間かすると床が乾いています。
翌日洗濯する時や窓を開ける時など、靴下を濡らす事はありません。
TOTOの場合、この浴槽は所謂魔法瓶となっていて、釜のスイッチを消して6時間後でも2℃しか下がらないそうです。う~ん、経済的。
ご主人が遅く帰ってきても、身体を洗っているうちに追炊きで設定温度に戻ります。

上記の二つの特徴は、TOTOが最初に商品化しました。
各社追随する部分もありますが、やはり先駆者は強いと言う事でしょう。
私達も、他社がやったから…、と言うのではなく、充分吟味した上で先駆けて採用するようにしています。
前に話したと思いますが、その姿勢が信頼を生み、技術を磨くと言う事になります。
当然、リスクを背負う事になりますが、お客様もある意味同様・・・。
どこかの優良工務店に依頼すると言う事は、資産をかけているという事。
これが私の言う『同じ目線』であり、その一回が勝負という事です。


さて、床下を見てください。


鋼製束


床の大引きを支える束という物で、この現場では鋼製束を使用しています。
基礎の時にお話したように、将来のメンテナンス用に人通口が設けてあります。
ユニットバスの手前、洗面脱衣室にも点検用の床下収納があり、サヤ管ヘッダーも確認できますが、その取り合い部分は潜れるようになっています。
万一詰まったり、漏れたりしても『壊さずに』確認でき、より良い対策を練ることができる訳です。
壊さなくて済めばそれに越した事は無いのですから…。

話は変わって外部へ行きましょうか。
構造耐力面材のダイライトを張って、サッシを取り付けた写真です。
外側から見ています。


ブチル2



黒い帯状の物はブチルテープ。サッシとの際を目張りしています。
サッシ廻りからの漏水を見た事があると思います。
様々な原因が考えられますが、毛細管現象による外部からの進入を防いでいます。入口が無いのだから入りませんよね^^;


持ち出し型のバルコニーの部分も見てください。


FRP1



FRP(ガラス繊維)防水の写真です。
このガラス繊維を何層にも貼り、しっかり接着した後珪砂を蒔いています。
外壁工事が終わった頃、保護モルタルで完成ですが、様々な仕上材もあるようですね。
バルコニーの開口部分、建物本体と逆側とでも言うのでしょうか?
立ち上がりは300mm。>壁の厚み部分側にも折り返しています。


FRP3



大部分はサイディングを仕上げると隠れますが、色を塗ってみました(笑;
サッシ側についても、FRPを同じ程度貼り上げています。
ちなみに、吐き出し窓の場合、一時的に雨量が多い時がありますので、敷居を嵩上げしています。
この辺を疎かにすると、雨漏りする訳です。
毎年秋頃になると、私の所に雨漏り修理の依頼がきますが、その何割かはこの部分ですね。


胴縁2


上記は外壁下地。所謂、壁体内通気を胴縁を入れる事により取っています。
内部に一定の隙間から生ずる通気状態がある為、結露しにくい訳です。
白いシートは透湿シートで、シートの内側の湿気を放出し、且つシート外側からの湿気は入りません。
この状態まで来ると、ダイライトを使っていない現場でも、水に濡れる事はなくなります。


外壁通気



胴縁にサイディングを張った途中。
この隙間が壁体内通気を取っている場所です。
この仕様は、現在の木造住宅にとって大事な部分です。
一部の大手メーカーや粗悪な分譲住宅を供給している業者は、未だに胴縁を設けずに直接貼っています。

貴方の大事なお住まいの寿命…。
こんな当然の仕事をしないメーカーは、ハッキリ言って私達にとっても敵なのです。
手抜き工事や欠陥住宅のニュースが流れると、ゲンナリしてしまいます。
仕事の正確さ、丁寧さは、会社の看板には関係が無いという事も気に留めておいて下さい。

今日は久しぶりなので張り切っちゃいました(笑;
ではまた次回。

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