FC2ブログ
スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--:-- | スポンサー広告 | page top↑
『正直な家’11』基礎④
2012 / 01 / 19 ( Thu )
こんにちは。
昨年末の30日よりなんか調子悪く、不覚にも風邪を引いてしまいました。
小康状態のような感じはありながらも、もう大丈夫だろう…と油断して、とうとうお医者さんの世話に。。。
その甲斐あって、大分良くなりましたが、まだなんかダルイです。
少し休めばいいのでしょうが、其処が簡単じゃなく辛い所です。

それとは別に、今回のテーマがこのペースだと何時終わるんだと…(笑;
ちょっと頑張ってみようと思います。

さて、今回で基礎は最後です。
前回、型枠を組んで、基礎立ち上がり部分のコンクリ打設まででした。
昔のブログを読んでいた方ならご存知ですが、五十嵐工務店ではちょっと違います。
通常、立ち上がりを打設し終わった直後から、目検討で立ち上がり上部を平らにした後、レベラーという言わばセメントペースト状の物を流すはずです。
水は低い所に行くもの。。。
その緩いペースト状の物を流し込んで、基礎の打設は終了するわけです。
冬場夏場など気候にも寄りますが、4~6日くらい養生(保存)期間をおいて型枠を外す(バラす)のですが、多くの建築業者は有名無名に限らず、これで修了。

一方、五十嵐工務店では、このレベラーは採用していません。
一頃よりレベラーの精度は上がったと言われていますが、私の考えではまだまだ。^^;
±2mmの高低差(精度誤差)は許容範囲といっても、これ、一番低い所と高い所の差が4mmあるかも知れないって事でしょう?
勿論、必ずそうだと言う訳ではありませんが、万一そうなるかもしれないって思うのが技術者というかプロではないでしょうか?
私はそう思います。

心配だから使わない。
自信がないから勧めない。
プライドがあるからリスクを排除するんです。


自分の創ったものに自信が持てるから、住まい手の方に“夢の住まい”を自慢して欲しい。
何の疑問も持たず、ただ他と一緒でいいと思うのなら、創る仕事はやめた方がいいとさえ思います。
まぁ、もっと楽な商売あるだろうにって。(笑;

で、確かな施工制度による“品質”を守ろうとした方法が以下の通りです。
立ち上がりを打つところまでは一緒。
ただレベラーは使わない。
一定の養生期間を経た後、型枠をばらします。
ココからが味噌!!

レベルを使って、全ての基礎の“通り”に基準になる墨を引きます。
そうする事で、その基準墨から基礎の天端までの高さが『全て数字として現れます』
各所に出た数字の差が『誤差』です。

立ち上がりを打つとき、多分何処もそうだと思いますが、型枠の内側に天端となる墨を引いているはずです。

だ・か・ら、手で均せる。

レベラーも一緒ですが、結局水が引ききらないとその線まで達せない。
外周の基礎だけでなく、内部に渡る基礎まで流す訳で、引き際押し際というか、何処まで流すか必要量だけを流したのでは精度が悪くなるのも当り前と考えます。
同業者の中には異論もあるでしょうが、職人のさじ加減に頼るやり方というのは、10年保証や瑕疵保険加入、はたまたフラット35のように、長期間ローンを払い続けるような長期スパンの“家”ですから、ハッキリ言って見合っていないと思うのです。

出来上がった基礎の写真がこれです。


基礎4


上部の色が違うところが、基礎天端均しした部分です。
全景?はというと、、、


基礎3


こんな感じ。
レベルが揃った基礎は美しいでしょう?(笑;

最近では、所謂『ネコ土台』という形式が一般化されています。
つまり、基礎パッキン方式です。
パッキンで土台から上を支えて、パッキンのない部分が所謂通気口となります。
これにより床下の通気量が増え、床下換気が促進されると言うメリットがあります。
がその反面、床をキッチリ断熱しないと、今のような時期は特に床下に流れる冷気が伝わってしまいます。

また、パッキンの施工指針をキチンと理解していないと、建物の構造強度に影響があります。
パッキンは何処の商品もルールがありますが、まず柱の直下部分、土台の継手部分には敷設されていなければなりません。
また、パッキンとパッキンの間隔(ピッチ)にもルールがあります。
これを無視すれば、土台が撓んでしまい、建物が沈んで?しまいます。
という事は長持ちしない。。。
何処の会社だって分かっていると思いがちですが、そう願うばかりです。

最近では、基礎の性能を殊更強調する風潮があります。
やれ、巾がいくつだ、高さはナンボだ。(笑;
悪いとは言いませんが、性能とは上記のような精度誤差も含んだ話のはず。
こだわりがあって、顧客にアピールするなら、そこも気を使うべきだと思うのですが。。。

弊社が基礎の精度にこだわるのは、やはり構造の根幹だと思うから。
礎(いしずえ)と言うくらいですから、まずちゃんとした基礎があって、で、骨組みがあってです。
基礎の精度が悪かったら、先ほど述べたように、さいだい4mmの誤差が出てしまっていたら。。。

基礎パッキン工法というのは、あくまで基礎が平坦だと言う条件があるはずです。
大げさですが分かりやすく言うと、凸凹の基礎にパッキンを設置したら、歪んだ状態で建物が立ち、経年という名の状況で、永く常にその状態でいるということ。

一昔前の基礎と土台の間に楔を打つような物を造ったら、それは工務店(施工業者)の恥というものですが、それと同じモノでしょう?
だからレベラーを使わず、レベル出しして仕上げる。

ハッキリ言って、他社より二手間掛ける訳ですが、予算削減の名の元に省く事じゃないと思っています。
レベラーが落ち着くまで、その現場に職人さんはいますか?
コンクリートミキサー車が帰ってから、どのくらい現場にいますか?
1時間くらい?2時間?
大概は“もう?”って言うくらいに帰る筈。
其処の手間を省かないと、コスト削減にはならないということです。

私達は、レベル出しに1日。
天端均しに1日。
天端部の枠をばらすのに1日かけています。

予算的には標準施工ですから、住まい手に負担は掛けていません。
精度にこだわるから品質にこだわると言える。
矜持の問題だと思っていて、それは真摯の会のメンバーだけでなく、当然職人も理解しています。
文句も言わず?鉄筋の全結束なんて、正にその通りだと思いますね。
職人にしてみれば、他の建築屋では行っていないのですから…。
シッカリした企業理念があれば、みんなついてくるものです。(笑;

で、それらの工程を経て、やっと土台敷きです。
土台は防腐剤が入っているものや檜がありますが、基礎に接する土台の裏も防腐剤を塗ります。
薬剤じゃなく、自然素材のものですが。

裏を塗ってから土台を設置し、いよいよ目出度い上棟となります。
ではまた次回。


ちなみに、弊社のパッキンは制震パッキンです。(笑;
地震の揺れを緩和してくれます。
また非薬剤の防腐剤はヘルスコキュアーという墨の防腐・防蟻材。
墨系のものは、これが最高級・高品質なものだと思います。(標準です)
NPO法人日本自然素材研究員開発協議会会員なので手に入る素材です。
スポンサーサイト
19:37:58 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<今日の現場 | ホーム | 仕事始め>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://yumenosumai.blog28.fc2.com/tb.php/277-f8835898
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。