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『正直な家’11』(序)
2011 / 10 / 20 ( Thu )
秋深し・・・。
というより、寒暖の差がある今この時期、体調など崩していませんか?
私と言えば、上着を出したりしまったりの毎日です。
子どもの野球のコーチをしているからでしょうか???
風邪も引きずらくなった感じもしますし、何と言うかこう…、代謝が良くなったというか。
もうすぐ45歳ですが、筋肉痛も即!きます。(笑;
その筋肉痛も、2日も経つと気にならないくらい。^^;
まだ?若いんでしょうかね?(ココ、“まだまだ”と書くとオッサンになっちゃいます)


現在、順調に進んでいる新築工事や耐震改修工事の他、重量鉄骨のALC3階建ての雨漏りを直しています。
まぁ、コレが厄介なんですが、今進行中の工事は小工事も含めてお客様の同意が取れていないので、先日完成した『正直な家’10』の施工例をご紹介していきます。

上記の雨漏りもそうなのですが、施工があまりにも酷すぎます。
この物件は、色々と錯綜した中、結果として「建売」を買ったのですが、工事があまりにも杜撰(怒;
テンで見当違いの補修を繰り返し、10年が経過した訳です。(かなり端折っていますが)
結局、建てた施工会社は早々とこの世界からいなくなり、売った不動産会社はズブの素人で、いや、というより相当なタマ?といいますか。
結局この10年余り、いい様にされちゃった訳です。
現在、塔屋と屋上の防水をやり直し、来週からバルコニー周りを施工します。

「建築はよく分からない」という言葉を聞きます。
言ってしまえば、注文住宅の話ですらそうなのですから、中身が見えないまま完成した“現物”だけで判断しなくてはならない建売・分譲なら尚更。
建築を生業にしている私が言ってはいけない話かもしれませんが、これらは情報開示が全くなっていないです。
建築の請負にも「重要事項説明」が義務化されましたが、果たして本当に意味があることなのでしょうか?
いえ、意味はあるのでしょうが、結果が必ずしも伴っていないと思います。
本当は…、伴っていないのは“投げたまま造らせて売る側の人間”の意識・良心かもしれません。

じゃあ、性能保証?第三者機関の検査?性能表示?
義務も含めて、上記の事はどれかは謳っていますよね?
だから結局は“人”だと思うのです。
経営者、有資格者、監理者、大工を始めとした施工者、物品販売者まで。
つまり、住まいづくりに携わるもの全ての人。

いい意味で、よってたかっていいモノを創る!!

コレが大事なんです。
分譲・建売については、いろいろと言いたい事もあるし、皆さんにも考えて貰いたいので近いうちに書いてみようと思います。
私は、見直しはしますが下書きは書かないので、マズイ文言などがあった場合にお知らせ頂けると助かります。
宜しくお願いします。

さて、今回はタイトルの最後に(序)と付けさせて貰いました。
深い意味はないのですが、まぁ、ほら、前置きが長いもので。。。(笑;
今回はサクッっと、地盤の事から。。。


今回の敷地には、東京電力の高圧線が通っています。
そうですね、敷地の半分あたりを斜に向かって。
高圧線下には、建築制限がありますから、建物のファサード(外観)には影響がでます。
敷地を真っ二つにするようなラインなので、今回特にその影響は受けてしまいます。
後に写真として出てきますが、何でも建築家の提案したデザインではないのですね(笑;
あまり凸凹させると予算が掛かるので、単純のそんな話なんだと知って置いてください。
もっとも、不動産屋さんはそんな無駄な事(予算がかかること)しませんが。。。

下の写真は杭打ちの様子です。


杭


敷地は予め地盤調査をする事になっています。
そんな言い方をしたのは、キチッとした“根拠”が示せれば、必ずしも調査しなくても良いと…。
例えば…、

建築士 :良好な地盤だからこう言った基礎を設計しました。
            ↓
役所  :じゃあ、それで良いと言う根拠は?
            ↓
建築士 :まぁそうですね、カクカク云々で…。
            ↓
役所  :そうですか、わかりました。

まぁ、こんな単純じゃないですが、流れとしてはこうです。
ところが、今は瑕疵担保保証をつけなければなりません。
つまり、保険です。
一物件につき、法外な預託金を納めるか、掛け捨ての保険を掛けるかしなければなりません。
大手ハウスメーカーで体力のある所は預託していると言われています。
あ・え・て…、体力のあると書きましたが、要は保険が掛け捨てなんで無駄なわけです。
預託金は書いて字の如くですから、10年経てば戻ってきますからね。
我々の様な零細企業は、保険を掛けざるを得ません。
掛けないと、後に手が廻ってしまいます。(笑:

笑い事じゃないのですが、本当にくだらない法律を作ったもんだと思います。
ニュースにもなりましたが、倒産した会社が実は保険に入っていなかった…なんて。
引渡の際、保険に入っているのなら、建築確認の副本と一緒に保険証券の附表も貰っているはずです。
でも、気付かない人がいる。
重要事項の説明なんて、契約時の話ですから、其処に気が向いていないとうっかりと言う事になります。

ましてや、建ててた最中に倒れられたら気付きませんよね?
坪単価意識が行き過ぎてって事はないのでしょうが、この保険料を込みでやっている会社と、別途で建て主に計上している場合があります。
込みだから得をしたなんて喜ぶ前に、キチッと調べてくださいね。

ちなみに弊社では、お客様から保険料をお預かりしています。
元々?は無かった制度ですし、安易に建築費用に吸収はしないことにしています。
坪単価という物を適正な価格でご提案しているなら、当り前の話で、逆にそんな安易さから価格の不明瞭さに繋がったりしたら誤解を生むだけですから。。。

ちょっとそれてしまいましたが。。。
現実の所は、この保険に入る場合、ほぼ、地盤調査は義務付けです。
悪く取れば、建築士の判断・考察を信用していないともいえますが、調査会社が検査して…というフローを大事にというか重要視しています。
つまり、基本的に全物件において、地盤調査自体はなされるということで、上記の三文芝居は無い事になりますか…。

だったら、ココも義務付けとすればいいのに。。。
役人の考える事は…、と首を捻ってしまいますね。


とにかく、地盤調査をして現状を踏まえ考察します。
今回の現場は、地盤面より7mあたりに支持地盤が見つかりました。
小口鋼管杭で対応できそうです。


杭2


この辺の詳細は、実はブログでは書きずらいです。
まぁ、色々と理由はありますが、ノウハウ絡みということで割愛します。

設計された箇所に杭を打つのですが、弊社ではその墨出し(杭芯出し)は自社で行ないます。
えっ!?と言う方も多いと思いますが、実は結構杭工事業者に任せきりな会社も多いんです。
この墨出しは位置だけでなく、基準面からの高さも重要なのですが何でですかね?

図面には基準面なる設計GLがありますが、レベルをとってみれば一目瞭然、何処も彼処も±0ではありません。
土地もそうですが、道路だって平らじゃありません。
この辺の状況を知らないと私は気持ちが悪いので、私は大工と一緒に墨出しする訳です。

ほら、右と左の杭の高さが違うように見えるでしょ?
掘った土が盛り上がっているからですが、隣り合っていない、つまりずっと反対側の位置にある杭など、支持地盤の高さも違うでしょうから。
支持地盤だって平らじゃないんですよね(笑:

杭3


無事、施工しました。
今回は34坪程度の家でしたが、杭は38箇所(38本)でした。
箇所と本数を別に書いたのは、必ずしも同じではないからです。
勘のいい人ならすぐ気付いたかもしれませんが、支持地盤が深ければ打ち継ぐ事になります。
例えば深度10mなら一箇所あたり2本という事になります。

地盤の種別や地下水位も重要ですが、その深度も重要なファクターなのです。
特に予算には。
地盤に耐力的な数字が同じく取れるなら、予算はかからない方が良いですから。。。

私は、地盤にも別途で保証をつけています。
安心と言う担保を得る為ですが、住まい手だけじゃなく、創り手である私たちにも重要なものですから。。。

ではまた。

っていうか、写真がやたらデカイな。
まぁいいか。(笑;

            
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