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耐震改修の穴?(2)
2011 / 05 / 27 ( Fri )
こんにちは。

先週の見学会は、まずまずの盛況さでした。
日曜日の午後から天気がぐずつき、2時半頃から本降りの雨。。。
こうなるといけませんね。(笑;
昔、カッパ着て自転車に乗って来場された女性がいましたが、そんなのはよっぽどの事がないと。
でも、来場された方とお話して、やっぱり真剣なんだなぁと言う事と何処に頼めばいいか分からないという方が相変わらず多いようです。
少なくとも、今回の様な機会に参加すれば、業者を品定めする事が出来ますし、相性というものもあるでしょうし。。。
どうぞ、私なんぞでしたらいつでも品定めしてください(笑;


さて、前々回の続き…の前に。
横浜市の耐震改修事業の補助金に変更があるようです。
先日の勉強会の折、市の方がいらしていてお話されてましたが、現在世帯収入の無い方の補助金が225万円に対し300万円、世帯収入のある方150万円に対し225万円に増額だそうです。
耐震改修事業を活性化させたいとの事なようですね。
プレス発表はされているはずですが、なんでも7月からの施行とか。
詳しくは横浜市のHPなどでご確認ください。

まぁ、金額が増えるのはいいのだけれど、手続がなぁ。。。
もうちょっと簡略化してもらえれば。。。
地震ですからね、何時来るかわからないのだから、もっと迅速に出来たら活性するだろうと思いますが。

では耐震改修の穴。

前回、つらつらと言いましたが、制度や設計は上手く出来たと前提すると、次に問題になるのは施工です。
先述の通り、通常赤の他人が施工した家を改修するのですから、勝手が違うのはある意味当り前な事。
でもこれは、ちゃんと造っているだろうと思い現場に赴くのと、お問い合わせの段階である程度の問題を認識してお伺いすると言うのは別の話なのです。
この条件別にお話すると、話の裾野が広がってしまい、返って分からなくなってしまうので、ここではザックバランにいこうと思います。

最初の段階(現場調査?)では、床下や天井裏が見えると雖も非破壊での調査・検査が前提です。
そこでできるだけ既存の状態を把握し、ご提案する訳です。
多分、ここでまとめた物を『じゃぁ、見積もりを下さい』という事になるんでしょう。

みなさん、相見積もりします???

ここで理解しなければならないのは、設計(耐震改修)によって、使う材料も手間もみんな違うと言う事。
耐震計算の場合、上部構造評点という“数値”が出ますから、その数値を担保(根拠)にして見積もりをするというのも手でしょう。
私が言いたいのは、設計者もしくは施工者によって、見積もりの前提条件が違うと言う事です。
素人にとっては判断基準が複雑で難しいかもしれません。
だから、見積依頼した業者の“数値”を目安にして比較・判断する。

致し方ない事です。
タダでさえ解りずらい建築の見積り。
だから新築の半分の予算でできる!というキャッチフレーズに飛びつきます。(笑;

設計士を別に雇うのなら、A社B社を比較すればよい。
但し、別途で設計監理料を設計士に払わなければなりません。
いやその前に、その設計士を選択する作業がありますね。
すいません、迷わせるような事を言って。

“選択”と言う条件なら、設計士選びも施工業者選びも同じです。
信頼できるか否かです。

そこで、あくまで私が思う判断基準を参考までにお話します。
おっと…、私も“一設計士であり、一業者です”からご注意を。(笑;

耐震改修のような、細かいノウハウと技術・知識が必要な場合。。。

まず第一に、その人(社)の実績がどうか?
経験数といってもいい。
そもそも、一体何時から“耐震改修”を行なっているのか?
耐震改修を行なう場合、工事前に“見えなかった”部分があるのだから、想定外のことがあっても対応できるノウハウ、つまり“引出し”がいくつも必要です。
それもできるだけ、設計で予定した数値を下げないように。(下げてしまえば、当然他に追加で代替策が必要)
あくまで、予見(できる能力)も想定した上での話です。
コレが無くて、臨機応変に!じゃぁ、困ったものですから。

更に、耐震計画に於いて、どんな材料を使っていて、何故その材料を使うのかを明確に持っている事。
それぞれの物件に対応するのは大切ですが、素材にはそれぞれ特徴があり、長所短所もあるのですから。

そしてできれば、設計施工がいいでしょう。
現場に詳しくない設計士がいるからです。
その場合、大概が「現場任せ」になってしまいます。
「よき様に」で、正に文字通り“先生”になってしまいますから。
笑えませんね。

候補に上げた会社が設計施工なら、大工は抱えている事。
この表現が憚るとすれば、望ましいということでしょうか?
大工こそ、経験値がモノを言います。
この場合の経験値というのは、あくまでも耐震改修の経験値です。
昔ながらの腕の良い大工…、だけでは物足りません。
何と言うか、腕がよく、アタマの柔らかい大工さんがいいです。

もし請負の大工さんなら、つまり私が表現を憚った所なら、そんな大工さんを条件に挙げてください。
但し、大切なあなたの家を見る監理者については、別途厳しく“品定め”して下さい。
スキルだけでなく、現場来訪頻度、人望も必要です。
経験があって、アタマの硬い大工さんの現場では、設計士といってもサラリーマンの言う事を聞きません。
というか、聞いたふりはしますが、真剣に受け止めていない分、現場の施工が甘くなります。
だから人望。
これは、職人たちの意識や熱意にかげながら影響を与えるもの。
知識やレッテルだけでは人は動かないものです。
現場常駐(ずっとそこにいる)出来ない以上、自分の能力を過信してはいけないし、それだけ現場内での人間関係も重要だと私は考えます。

設計施工の工務店等の場合、結局その会社のこだわりとかコンセプトが大事になってきます。
材料の話もそうですが、そこに確固たるモノが無い会社はそもそもダメ。

また、請負大工形式を取っている会社の場合、その社員のみならず職人(大工)の離職率が重要です。
ですがこれ、中々話してくれないでしょう。
恐らく調べれば、社員の離職率については出てくるでしょうが、所謂下職については難しいでしょう。

ならば、自分の家を担当する大工に“予め”会って下さい。
その会社で何年取引があって、何棟現場をこなしてきたか?
できればその場所も。。。
それがあやふやならばボツ!
そして、メーカーなどの担当者や営業が、まだ大工は決まっていないといったら。。。
まぁ、ボツにするか、決まってから契約するかでしょう。
施主が示す条件として、不都合は無いはずです。新築も同じですけど。

また、見積もりをパック表示している会社があります。
私個人の意見としていいますが、これが一番ダメ!!
あくまで例としてあげますが、新築の半分の予算25万円。
最低限の事しか出来ません。サッシも既存のままが多いようです。
つまり上辺ばっかり新しく風になる。

何故か?
個人個人の、注文住宅リフォーム、条件も何もかも様々なのに、一つの規格として考えている。
この前提は無理があります。
形が四角い家、デコボコのある家もさることながら、地下があったり、屋根の形・勾配も違う、立地条件も。

営利を求める会社である以上、どうしても利益は取らなければならないのは当然の事。
これらの無理な前提条件において、もう既に“利益率”が計上されていると考えるのが普通。
であれば、上記の様々な条件の家が、同じパック商品になるなんて。
どっちが損?どっちが特?
家のくたびれ方も様々です。
利幅を低く設定しているというかもしれない。
じゃぁ、条件によって違う?
大々的に広告などで謳っている“安さをウリにした”話は、タダの客寄せになってしまいます。
知らぬ間にオプションだらけになって、後で参った事がありませんでしたか?
安く契約して、オプションで稼ぐやり方は、もう古いと思いますが。

そんなコスイ事をするより、工事の満足度をあげて長い付き合いができる方がいいと思うのですが。。。
一つの現場をイレギュラーでとって、その場対応で済ましてしまえば例えそこで利益が出ても次がない訳ですし。
そんな時私は、ついこう思うのです。

“大手だからできるんだ”と。

地場であれば評判の良し悪しは命綱。
「あそこは追加ばっかりだった」ではうまくありません。
それこそ変な事をしたらもう終わり。
今まで必死に積み上げてきたものは崩れ去ってしまいます。
ある意味、その価値と住まい手の皆さんが大切にしている家づくりという価値の方向は同じではないでしょうか?

皆さんは私の言う、その価値をどう思いますか?


すいません。
今日はこれからTOTOリモデルクラブの総会で出かけます。
また次回お会いしましょう。









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