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正直な家のつくりかた 基礎編5
2009 / 08 / 11 ( Tue )
こんにちは。

今日未明、静岡県を震源地とする地震が起こりました。
ここ横浜は、震度4を記録しました。
つい先日(日曜)も地震がありましたが、発生時刻と震度4と言う事で、ちょっとビックリした方も多かったと思います。
結構揺れますからね。

弊社では制震パッキンを標準採用していますが、体感としては震度から-1位でしょうか?
昔の住宅の基礎と違って、今はしっかりしていますから、当然構造的な優位もあるでしょうが。。。
いずれにしても、天災は忘れた頃にやってきますから、備え有れば憂いなしということです。

さて、前回の続きの前にお伝えする事があります。
弊社の夏期休暇ですが、明日12日から16日までとなりますので、宜しくお願い致します。



前回、UPし忘れた工事写真があります。
それは、肝心のコーナー部分です。
角と言うのは負荷が掛かりやすく、シッカリとしなければなりません。
当然、鉄筋量は増える事となります。


スラブ筋コーナー


これも付加すべき内容ですが、鉄筋のサイズはD13φです。
Dと言うのは異形鉄筋のことで、丸鋼にデコボコがついているものです。
古いコンクリートブロックを壊すと出てくるのが丸鋼で、この異形鉄筋はコンクリートとの摩擦力が期待できます。
釘よりビスの方が緊結するのと一緒ですね。

他社では、主筋をD13とし、帯筋等をD10としたりしていますが、弊社の場合は全ての鉄筋はD13以上と決めています。
これを設計基準に則って、1本1本組んでいきます。当然、重ね継手も念入りに。。。
そんなの当り前!と言われるかも知れませんが、実はD10とD13が混在する基礎の鉄筋には、一つの理由があるのです。

それは予め組まれたユニットがあるという事。

これは悪い話ではないのですが、この方がコストを削減できる訳です。
分譲などの画一的に建築できる場合や、Aプラン、Bプランなどの様に、家のタイプを商品化して販売施工を手掛けているメーカーなどは使っているでしょう。

私は、注文住宅しかしていないので、家それぞれに必要な仕事、特別にしなければならない仕事と言った具合に、手掛ける物件が様々ですから採用していません。
それに、基礎などの構造強度に拘っているので、D10は殆んど使わないのです。
実際使っているのは、コンクリートブロック塀やガレージなどですかね。

以前お話した中で、地盤が悪い時、基礎に地中梁を設けるという話をしましたが、その場合はD16で強度を確保します。
場所、プランなどによって、当然ながら選択肢はあるという事です。

スラブを打つ時、もう一仕事(笑;
それは止水板の打ち込みです。

スラブ打設後、基礎巾に沿って型枠を組み立ち上がりの基礎を打設する訳ですが、ここの接地部分は当然打った時間差が発生します。
これを打ち継ぎといいますが、乾いたスラブ底盤にポンプでコンクリートを流し込むんです。
型枠はそのままでは自立しませんから、短冊状の物やL型のもので固定します。
このL型の物は、型枠下部に入れ込んでいて、この金具に枠を乗っける形になりますから、厳密に言えば隙間が発生します。

更に細かく言えば、この金物が無くとも、打ち継ぎ部分には僅かでも隙間があるか、将来発生する訳で、基礎は当然土の中に入っています(根入れ部分)ので、水が入ってくる可能性があるのです。
予め開けておいたボイドならばコーキング等でシールすればいいのですが、基礎の打ち継ぎ部分をグルっとシールするなんて出来ません。
そこで、止水板を入れ込みます。


止水板


止水板は立ち上がり基礎の中に入ってしまいますから、これが水の浸入を止めてくれます。
イレギュラーな事例かもしれませんが、九州ではここからシロアリが進入した事があったそうです。
もっとも、床下に水が溜まればいい事は何もありません。
シロアリも来るだろうし、床下は常に湿気があり、場所によってはずっと澱んだ状態で木下地に悪さをしますから…。

こうして、基礎のスラブは出来上がっていきます。
職人が丹精こめて、丁寧に仕上たスラブです。


スラブ完了


ここは隠れると言っても点検する際に潜りますし、床下収納なんて結構採用する方が多いですからね。
床下を覗いた時、ガッカリされたら私も嫌なんで。。。^^;

“丁寧”

これが一番だと思います。

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