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長期優良住宅
2009 / 06 / 05 ( Fri )
早いものでもう6月に入りました。

昨日より「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行致しました。
この法案のあり方や進め方については、色々言いたい事もあるのですが、それはいずれかの機会に致すとして…。

要は、欧米に比べて、日本の住宅の寿命や償還具合が悪いことから始まったと言えます。
ただ、出来るだけのコスト削減と平行にした上での住宅の性能向上は、我々の様な小さな工務店でもこだわってきた事です。
いくつかを例に取ると、建築後のメンテナンスを考えた方法(床下を通れるようにしての検査・保全)や将来の間取り変更などは、私が常々言っているように注文住宅であれば尚更必要な事ですし、建物の基本性能についても、基準法の1.25倍を目処に…、なんて当たり前の事です。(ちなみに弊社は1.5倍を目指しています)
法律というのは、守るべき最低基準なのですから…。

明らかに?必要以上の物を備えるようにもなっていますが、果たしてこの法案の規定で200年持つのでしょうか?
この法案のミソは、20年に一度のメンテを前提にして10セットという事。
常識的に考えて、10年に一度は有料のメンテが必要になってきます。

つまり住まい手と創り手が将来に渡ってタッグを組むことが重要になってくる訳で、やはりそこは信頼関係をキチンと築いていかなければなりません。

拙ブログでもお話しましたが、長期優良住宅のモデルプランがあるからといって、安易に信頼・信用とすり替えてしまえば、富士ハウスで損害を蒙ったユーザーと同じになってしまいます。

また、この優良住宅に準えて建築すれば、一般的に言われているの事として、コストは2割増だと言う事。
勿論、住宅性能の安心感だけでなく優遇税制の適用などのメリットもあります。
どこかのローコストメーカーの様に、費用据え置きなんて話もありますが、手間だけでなく、建築資材のUPを見込んだ(それだけ性能を向上させる為に必要なコスト増)ものですから、そこは慎重な見極めが必要ではないでしょうか?
極々、常識的に考えての話ですが…。

住宅は色々な業種、それに伴って多くの職人が携わり、また様々なツール(設備機器など)等、多岐に渡っています。
だからこそ、字面通りの物を実現し永劫供給するには、それなりの体制が必要で、何より毅然とした信念を元に、一丸となって邁進していく事が重要です。

だからこそ、品質と言う物はどの様にして実現して保っていくか、どこにこだわりがあるか、大小関係なく企業としてどのようなビジョンが有るか、責任ある仕事として誰が携わっているか等々、公開すべき事は公開していく姿勢は絶対必要です。

どこかの有名メーカーの様に、木造住宅規模において、散々オーバースペックともいえる免震を勧めておいて、思うように売れなかった為に惚けてシラっと制震を推奨する。
契約しているのに、いつまでも誰がその家を造るかも分からないなんておかしな話です。

よくある話ですが、例えば杭業者は、住宅の完成を見ません。
基礎業者だって、最近は足場を専門業者に任せる場合が多々ですから、その場合は見られません。
逆に仕上業者、クロスなどの内装業者は、下地が仕上がってからの乗り込みになりますから、骨組みなどは見えない状態になっています。
従来、専門業者はその業種のみにしか関心がなく、他業種との境界線で問題があった場合、自分の責任を回避する事ばかりに執着します。

これでいい住宅が建ちますか?

相当監理者の技術が飛びぬけていて、且つ、細心の注意を払うほどの神経とその現場にかける時間が豊富でなければ見落としてしまいます。
私はこれを瑕疵と言いますが、創るものも人間ですから現実的には限界がある訳で、自分と絡みのある仕事に関しては、連動して意識を向けるようにする事が重要です。
ポーチの勾配が悪い、もしくは微妙なのに、構わずタイルを張るような職人ではプロではないと言う事です。
また、微妙と言えども、そのような状態の時に監理者に伝わらなかったり、職人任せにするような責任者であれば、真の意味での優良な住宅は完成しません。
だからこそ、自分の手掛けた仕事の最終的な完成に意識を向けさせる事は大事なのです。

小さな我が子に、これはパパが作ったんだよ。といったCMがありました。

一人一人が、持てる力と知恵をあわせてはじめていいモノづくりが出来る訳ですから。

国の描く景気対策に乗っかって、周到に準備するメーカーにも、この辺の所を考えて欲しい物です。
新しい制度に反故があったら、真逆の結果が出る場合があるという事を肝に銘じて。

さて、また次回から『正直な家のつくりかた』をご紹介していきます。
まずは、こんな一つの方法があるという事だけでも知って頂いて、住まいづくりの参考にして頂ければと思います。

ではまた。
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コメント
--長期優良住宅は--

プランをチェックしているだけで、施工状況の確認は法律上ないのでしょうか?
by: 富士ハウス被害者 * 2009/06/06 08:27 * URL [ 編集] | page top↑
----長期優良住宅は----

被害者の方なのですか。お気の毒です。
施工状況の確認と言う事ですが、常識的に考えて検査という形で行なわれるでしょう。今回の場合、コンクリートや構造材など強度の数値が謳われていますから、そこまで確認すると思います。優遇税制のように国費を投入する訳ですから。
ただ、これと倒産の話は違います。
私が理解できないのは、何故建築費用の7割以上の過払いがあるのかです。ましてや着工前の方もいると聞きます。ローコスト系のビルダーではよく聞く話ですが、やはり常識的に考えて不自然で、経営状況に疑問符がつきますね。出来るだけ被害が小さく、皆さんが一日も早く平穏な生活が迎えられる様に祈っています。コメント、有難うございました。
by: ハウスドクター * 2009/06/06 16:19 * URL [ 編集] | page top↑
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