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正直な家のつくりかた 1-1
2009 / 03 / 03 ( Tue )
今日はひな祭りですね。

先日は、一足お先に!!『春一番 お客様感謝祭』に多くの皆様にご来場頂きまして、誠に有難うございました。
2日間で合計315組ご来場頂き、その内弊社のお客様においては47組の方にご来場頂きました。

チーム港北(有志優良店 7社)で行なった合同感謝祭でしたが、これほど多くの皆様に来て頂きまして、本当に感謝しています。
巷で騒がれているような沈滞ムードを吹き飛ばすほどの盛況ぶりで、元気な工務店の姿を見て頂き、嬉しい思いともっともっと頑張らなければと言う思いで身が引き締まります。
この場を借りて感謝の意を表しつつ、今後とも宜しくお願い致します。

さて、今日は大変お待たせしていましたお話…。
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正しい住まいづくりの情報として、主に新築工事を題材にした工事種別と進捗を具体的な事例を題材にしてご紹介していきます。
これからお話していくものは、これしかない!という事ではありませんが、質の良い住まいを造って行くということは我々工務店に科せられた使命ですし、この国の方針でもありますから順次ご紹介していきます。
皆様の住まいづくりに、些かでも貢献できればと思います。

まずは、杭工事関連の話。

まず、この工事はどなたにも必ず必要な工事ではありません。
土地の状況として、規定値以外の所謂軟弱地盤の場合に考慮します。
最近ではどこも地盤調査を行なう事が多くなりましたし、今年10月1日以降の引渡し物件については、瑕疵担保法が適用されますから、実質来月辺りから着工される物件については実質必須となります。
瑕疵担保法においては、一部の大手ハウスメーカーを除いては保険制度を適用するはずです。
そこで示されている地盤調査方法の多くは、スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)でしょう。
以前にもお話致しましたが、SS試験においての私が推奨する試験ポイントは、土地に対して最低5ポイントです。

実は、瑕疵担保法の詳細は、この期に及んでビッとした物が出きっていません。
その上でお話するのですが、SS試験は試験調査員が未熟だと真逆な結果が出る可能性もありますし、ポイントが少なすぎるとその分リスクを背負う事になります。
「試験を行った」という過程を踏むだけでは実際の意味をなさないのです。

何が言いたいかというと、地盤調査会社には色々あって、ただ安く請負うためにポイントを絞ってしまう業者がいるのです。
とにかく、最低5ポイント。できれば6ポイントチェックすればよいでしょう。
もし少なければ、その分の試験調査代を払えばいいのです。
例え法律や保証があっても、万一の事が合った場合、住まい手の精神的な負担は消えません。
私が懸念するのは、そういったことも含めてです。

他の調査法としては標準貫入試験(ボーリング試験)です。
試験ポイントは1ヶ所ですが、筒状のパイプを土中に入れる事によって土壌サンプルが手に入ります。
また、最近のSS試験は機械の発達によって10Mまで見れるとの事ですが、精度を考えるとやはり5M程度。
現在では、いくつかある試験ポイントのうち1ヶ所10Mみて、他は5Mという事もあるようです。
対してボーリングの場合は、基本が深度15Mです。
この15Mという数字は、後で関連があるので覚えておいてください。
土壌サンプルが取れる利点は、土地の状況が詳しく見れるので、土中に異物がないかまで分かります。

一般的な分譲地は、整地の段階で埋め戻しなどしていますね?
田んぼなどを埋め立てる訳ですが、その際変なものが混じっていると良くありません。
実際にあった話ですが、土を掘ったら昔あった木の電柱や空き缶などがあり、これらが長い年月で腐食し、場合によっては“隙間”が発生します。
ここに建物を建てた時、異物や空洞などの存在が、家の重さに影響する深さだった場合、沈みますよね?
これが不動沈下です。
これが起こると、建物が傾いたりする訳です。

ここ横浜では、地盤の長期許容地耐力と言うものを示す必要があります。
長期許容地耐力というのは、建物などが永い間影響なく存在する為の数字とでも言いましょうか。
この数字が低ければ、安定して存在する為には補強しなければなりませんね?
良好な地盤という言い方で言えば、まず50kN以上と言いたい所ですが、地ヤマでもない限りそうは望めません。
多くの土地の場合、30kN以上あればまず良しとするのが現状で、この場合布基礎でいい事となっています。
20kN~30kNの場合はベタ基礎、20kN未満の場合は杭を検討する事(それに見合った方法で対応する事)となっています。

但し、分かりやすくいうと地面から深度5Mまで自沈層が無かった場合、必ずしも杭工事をする必要はありません。
検討式によりQ値という物を出し、20kN以上あれば必要ありません。
一部のメーカーでは“念のため”と称して杭工事を進める輩がおりますが、実行予算が潤うほどあるならともかく、そうでないのなら過剰な工事といえるかもしれません。
まぁ、凄く高く請求するし(笑;
上記の話は、あくまで木造住宅に関してのお話。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造とでは、建物の自重が違いますので…。

次回、杭工事のお話をします。
ではまた。
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